2015年7月29日水曜日

陶器取り扱い開始

山の内治郎の器





山の内治郎の器の取り扱いを開始します。
特徴はシンプルに薄くしたデザイン。

薄さが約2ミリ。
そして、過多な意匠が排除され、
明快な佇まい。

山の内氏の作業場にお邪魔すると、
この器の凛とした、デザインの理由が一つ垣間みることができた。
幅広く研究熱心で、個々の形がファイリングされた資料。
自身で作られた多くの道具、
それらが丁寧に扱われ、整理整頓されている。
私も、ものづくり人として見習わなければならないと思った。

薄くするということは当然強度が落ちる。
しかし、その強度を保ちつつ、美しさを魅せるというのは難しい。
私自身家具も細く綺麗なデザインをと考えるが、
強度とのせめぎ合いは否めない。
いつも葛藤の日々。

ぜひ一度手に取ってみてほしい。
その美しい作品を感じてほしい。
手作業で作られているため同じデザインでも色、形が多少違う。
しかし、それが味となって引きつけられる。



手作業で作陶されているため、在庫には限りがあります。
同じ形も注文が可能。
(場合によっては数ヶ月必要です。)

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